2020 January

 

 
 
今年も快晴のお正月、お飾りに朝日が差し澄んだ空気が眩しい新春の朝。母の作品から干支の色紙を選び、庚子のお人形を漆の台座に乗せる。お正月が大好きだった母を思い出しつつ細やかに設えを整える穏やかな元日。

 

 

 
 
 
2020年がいよいよ始まる。混雑が始まる前の静かなな朝の銀座、美しいウィンドウを眺めつつ映り込む私達、幼馴染み3人の姿に今年もどうかよろしく・・・。清々しい新年の朝、立派な門松に背筋が伸びる思い。今年は干支が子とあって可愛らしいウィンドウディスプレイ、見て歩くのも楽しい。

 

 

 
 
 
松の内も明けると友人たちと会う日常が始まり今年も本格的にスタート。お年始のギフトには母の作品のカードをアクリルのスタンドにセットして。お正月が終わってもお雛様や端午の節句と季節ごとに差し替えて頂けるように揃える。母が残したさまざまなモチーフのカード、並べてみると季節の行事を大切にしていた母の華やかな雰囲気が蘇り温かな気持ちになる。

 

 

 
 
 
年末年始に帰省していた友人やスタッフから頂くお土産。お米好きの私にと可愛らしい新潟の新米やオーガニックの真っ白な石鹸、皆さん私の好きなモノをよくご存じで・・・。そのお心遣いも嬉しく楽しいお土産。

 

 

   
 
 
建築家の友人ご家族と新年のお食事、お嬢様が遊んでいたのはこのスネーク・キューブ。私が学生だった頃爆発的に流行っていたルービック・キューブの進化版?小さな手で魔法のように次々に形を変えるスネーク・キューブ、大きさや色のバリエーションも楽しく素敵な新年のプレゼント。

 

 

 
 
ノンアルコールになってすっかりスィーツに開眼した私。とは言ってもこってりした甘いモノは苦手なのであくまで好みはあっさり目、そして柔らかいモノ・・・。シュークリームやふわふわのスポンジケーキ、本格的なイタリアのビニエからコンビニ・スィーツまでアトリエの楽しいおやつタイム。

 

 

   
 
 
数シーズン前に30年ぶりに再開したスキー、道具事情もすっかり変わっていて戸惑う事も多く・・・。そもそも板自体が短いカービングスキーになりワックスは固形からリキッドタイプに。高校生の頃は溶かしてハケで塗ってスクレーパーで削って、とチューンナップも大変だったけれど今では滑る前にひと塗り。コスメの様なおしゃれなボトルにもびっくり。

 

 

 
 
 
恭しいモノより華奢で小さなさり気ないモノが好きなのはお菓子も同じ。可愛らしいミルフィールやメレンゲのプチフール、ほんのりした甘さとサクサクと軽い食感もアトリエのおやつにぴったり、コーヒーをお供にほっと寛ぐ。

 

 

 
 
 
人混みが苦手な私は「空いている時間」と「空いている道」をとても大切にしている。渋谷で映画を見る時も代々木八幡から続く奥渋と呼ばれる素敵な道を歩く。ヨーロッパのマルシェのような花屋さん、オリジナルのスワッグは一つ一つ丁寧に作られていて可愛らしくディスプレイもアーティスティック。スワッグはドイツ語で壁飾りのこと、ヨーロッパでは古くから草花を束ねてブーケのようにしたものを空気の浄化や魔除けとして吊るしていたそう。

 

 

 
 
 
エスモード・ジャポンの卒業コレクションの審査会に伺う。今年も若いクリエイティビティに触れ生き生きとしたプレゼンテーションに感激する。「サスティナビリティーとリサイクル」は今ではモード業界の大きなテーマ、ペットボトルのリサイクル素材で作った純白のドレスやポリ袋をそのまま使ったドレスなどアイディアに溢れた作品たち。既に数々の受賞歴のある学生さんのリサイクルに対する思い、その真摯な取り組み方に感じ入る。

 

 

 
 
mono index 昨年は講演会でお世話になったエスモード・ジャポンのライブラリー。パリに留学する予定の学生さんたちが日常の生活の中で少しでもパリ情報に触れて頂けたら・・・と思いお送りした本が寄贈書として飾られていて嬉しく思う。 page top

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